猫背を矯正するならば、その下からです!
猫背の下にあるのは肋骨なので、
肋骨の歪みを取り去って、下から下から伸ばしていきます。
ずっと猫背だった場合、猫背のせいで胸がつぶされてしまっています。
この胸にあるのが肋骨で今回の主役です。左右12本ずつあり、背骨とともに上半身を支え内臓を保護したりもしています。
胸と一緒につぶされ歪んだ肋骨は、まるでアルマジロのように丸まった形となり、体を前傾させる猫背のコアとして働いてしまいます。
“猫背のコアを解除し、肋骨全体を伸ばしていくと猫背は矯正されます”
いくら姿勢をよくしていようと心掛けていても、背筋や背骨を矯正してもらったとしても、猫背のコアつまり肋骨の歪みを解除しなければどうしたって丸まってしまいます。
肋骨に歪みがあるかどうかは仰向けに寝てみるとわかります。もし、みぞおちの上あたりがボコリと盛り上がってしまうのであれば、それが肋骨の歪みなのです。
猫背姿勢では
胃や腸が
圧迫されやすい。
肋骨は内臓を保護しますが、猫背でつぶされてしまうと内臓を圧迫していしまいます。
姿勢による圧迫なので、いつでも圧迫され続けることになり、このような状態が長く続くほどに、胃腸の動きや機能は低下しやすくなります。
こういったバックグラウンドがある場合、猫背が解消されることで胃腸が圧迫から解放されて胃腸障害が改善することがあります。
猫背がある、そして胃腸の不調も感じている。その胃腸の不調の原因は猫背にあるかもしれません。